パスポートを申請しようとしたとき、「手数料が変わったらしい」という話を耳にした人もいるでしょう。自分の申請にどう関係するのかは、気になるところです。
先に要点を書きます。2026年7月1日午前0時以降の申請受理分から、新しい旅券手数料が適用されます。また、手数料は申請方法によっても異なります。この記事では、外務省が案内している内容だけを使って、改定の基本を整理します。
まず知っておきたい基本
制度の改定でまず確認すべきなのは、「いつから」「何を基準に」新しいルールが適用されるのかという点です。
今回の改定では、2026年7月1日午前0時以降の申請受理分から、新しい旅券手数料が適用されます。
ここで注目したいのが「申請受理分」という言い方です。基準になっているのは、申請が受理されたタイミングです。書類をそろえた日でも、受け取る日でもありません。手数料がどちらの金額になるかを考えるときは、この受理の時点を軸に見ることになります。
旅券とはパスポートのことです。公式の案内では旅券という言葉が使われるため、あわせて覚えておくと情報を探しやすくなります。
仕組み・条件を具体的に整理
申請方法によって手数料が異なる
手数料について押さえておきたいのが、金額が一律ではないという点です。手数料は、オンライン申請と窓口申請で異なります。
つまり、同じパスポートを申請する場合でも、どの方法で申し込むかによって支払う額が変わってくるということです。「新しい手数料はいくら」と一つの数字で覚えようとすると実態と合わなくなるため、申請方法とセットで確認する必要があります。
交付までの時間についての案内
もうひとつ、外務省は手数料改定後の申請増加によって、交付まで時間を要する可能性を案内していました。
改定の前後は申請が集中しやすく、その影響で手続きの進み方が普段と変わることがある、という趣旨の案内です。旅行や出張の予定が決まっている場合、この点を頭に入れて余裕を持って動くと安心です。
- 2026年7月1日午前0時以降の申請受理分から新手数料
- 手数料はオンライン申請と窓口申請で異なる
- 申請増加により交付まで時間を要する可能性が案内されていた
初心者が間違えやすい点と確認事項
まず、金額を一つに決めつけないことです。金額は旅券の種類・年齢・申請方法によって異なります。どこかで見た数字が自分に当てはまるとは限りません。自分の場合はどれに該当するのかを確認したうえで金額を見る、という順番が確実です。
次に、混雑の見込みについてです。交付まで時間を要する可能性が案内されていたのは、改定に伴う申請増加を踏まえたものです。これを恒常的な標準日数として断定しないようにしてください。「いつでもこれくらいかかる」という固定の目安ではありません。
また、基準日についての誤解にも注意が必要です。適用の区切りは申請受理の時点であり、申請を思い立った日や書類をそろえた日ではありません。この違いは、改定の前後にまたがるタイミングで申請する人にとって特に重要になります。
整理すると、押さえるべきは3点です。2026年7月1日午前0時以降の申請受理分から新しい手数料が適用されること、手数料はオンライン申請と窓口申請で異なること、そして申請増加により交付まで時間がかかる可能性が案内されていたこと。
具体的な金額や現在の混雑状況、必要書類については、外務省や申請先の窓口が公開している最新の案内で確認してください。
