台風対策は風雨が強くなる前に行う
台風接近のニュースを見ると、「何か準備しないと」と思いながらも、具体的に何から手をつければいいのか分からず、結局対応が後回しになってしまう方も多いのではないでしょうか。
台風対策で大切なのは、風雨が強くなる前に済ませておくべきことがある、という点です。台風が接近してからでは間に合わない対策もあるため、天気予報で台風の情報を目にした時点で、早めに動き出すことが重要になります。
特に、屋外での作業は暴風が始まる前に終えておく必要があります。強風の中での屋外作業は、思わぬケガにつながる危険があるため、余裕を持ったタイミングで準備を始めることを心がけてください。
この記事では、台風が来る前に家庭で確認しておきたい最低限の準備を、屋外対策、備蓄、停電対策、避難の順に整理していきます。
家の外でやっておきたいこと
まず取り組みたいのが、家の外に関する対策です。ベランダに置いてある植木鉢や物干し竿など、風で飛ばされやすい物は、できるだけ室内に移動させておくことが基本です。
飛ばされた物が、自分の家だけでなく近隣の家や車に被害を与えてしまう可能性もあります。ベランダや庭にある物を一通り見回して、固定できるものは固定し、移動できるものは屋内にしまっておくとよいでしょう。
窓ガラスについても、飛散防止対策をしておくと安心です。養生テープを窓ガラスに貼る方法がよく知られていますが、これはあくまで割れた際の飛散を軽減する効果を期待するものであり、窓ガラス自体の強度を上げるものではないという点は理解しておく必要があります。カーテンやブラインドを閉めておくことも、飛散対策の一つとして有効だとされています。
水・食料・非常用持出袋を確認する
屋外の対策と並行して、室内での備えも進めておきたいところです。特に重要なのが、非常用持出バッグの中身の確認です。
飲料水や食料は、災害時に欠かせない備蓄品です。一般的な目安としては、1人1日3リットルの水を、3日分程度用意しておくとよいといわれています。もちろん家族の人数に応じて必要な量は変わってくるので、自分の家庭に合わせて準備しておくことが大切です。
食料についても、火を使わずにそのまま食べられるものを中心に、数日分をストックしておくと安心です。非常用持出バッグの中身は、一度用意したら終わりではなく、定期的に見直しておくことをおすすめします。
停電・断水への備え
台風の影響で停電や断水が発生することも珍しくありません。こうした事態に備えて、事前に準備しておきたいものがいくつかあります。
まず、スマートフォンの充電は満タンにしておくことが基本です。停電が発生すると充電ができなくなるため、モバイルバッテリーを用意しておくと、いざというときに情報収集や連絡手段を確保しやすくなります。
水の確保についても、飲料水だけでなく、生活用水として使える水を浴槽などに溜めておく方法もあります。断水した場合、トイレを流すための水にも困ることがあるため、こうした備えも検討しておくとよいでしょう。
非常時に必要になりそうな懐中電灯や電池なども、あらかじめ手の届く場所に用意しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
避難場所と経路を確認する
台風の勢力が強い場合や、豪雨による河川の増水などが懸念される場合には、避難が必要になることもあります。事前に、自分の住んでいる地域の避難場所を確認しておくことが大切です。
自治体が公開しているハザードマップを見ることで、自分の住んでいる地域がどのようなリスクを抱えているのかを把握することができます。避難場所までの経路も、実際に歩いて確認しておくと、いざというときに落ち着いて行動しやすくなります。
自治体から発表される避難情報は、状況に応じて随時更新されます。台風接近時には、こうした情報をこまめに確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
台風接近中に気をつけること
準備が整った後も、台風接近中には引き続き注意が必要です。風が強くなってからは、不要不急の外出は避けるようにしてください。
気象情報はこまめに確認し、状況の変化を把握しておくことが大切です。また、自治体から発表される避難情報についても、随時チェックしておくと、必要なタイミングで適切な行動が取りやすくなります。
まとめ
台風が来る前には、屋外の飛ばされやすい物の片付けや窓の飛散防止対策、水や食料の備蓄、停電・断水への備え、そして避難場所の確認など、複数の準備が求められます。
これらの対策は、風が強まる前に済ませておくことが基本です。台風接近のニュースを見たら、できるだけ早めに準備に取りかかることをおすすめします。
