宿題が残っていても、まず全部を確認する

夏休みも残り2週間ほどになってくると、「まだこんなに宿題が残っている」と焦る気持ちが出てくる時期だと思います。

ただ、焦っていきなり手をつけ始める前に、まずやってほしいことがあります。それは、終わっていない宿題を全部書き出して、棚卸しをすることです。

量が多すぎると、何から手をつければいいのか分からなくなってしまいがちです。頭の中だけで把握しようとすると、余計に混乱してしまうこともあります。紙に書き出すなどして、残っている宿題を目に見える形にしておくと、そこから先の計画が立てやすくなります。

残り約2週間という日数から逆算して考える。これが、この後の進め方を決めるベースになります。

宿題を「かかる時間」で分類する

棚卸しができたら、次は宿題を「かかる時間」で分類してみましょう。

ドリルや計算プリントのように、比較的短時間で終わる宿題もあれば、自由研究や読書感想文のように、まとまった時間が必要な宿題もあります。

ここでのポイントは、「まず短時間で終わるものから片付けていく」という考え方です。小さな宿題を先に終わらせることで、残っている宿題の数自体が減り、精神的にも少し楽になります。

一方で、自由研究や読書感想文といった大物は、別枠として考えておくのがおすすめです。これらは一気に終わらせようとすると負担が大きいので、複数日に分けて進める前提でスケジュールを組んでいくとよいと思います。

残り2週間の予定を逆算して決める

残っている宿題の全体像と、それぞれにかかる時間の目安が分かったら、次は残り日数からスケジュールを逆算していきます。

大物の宿題は、1日で終わらせようとせず、複数日に分けて少しずつ進める方法が現実的です。例えば自由研究であれば、テーマ決め、調べる作業、まとめる作業、と工程を分けて日程に割り振っていくイメージです。

その一方で、ドリルのように毎日コツコツ進められる宿題と、まとまった時間を確保して一気に終わらせたほうがいい宿題があります。この違いを意識しながら、日々の予定に落とし込んでいくと、無理のないスケジュールが組みやすくなります。

集中しやすい時間の使い方

限られた時間の中で宿題を進めるには、集中力を保てる時間帯をうまく使うことも大切です。

一般的に、午前中は比較的集中しやすい時間帯だといわれています。午前中に難しい宿題や大物の作業を進め、午後は比較的軽めの宿題に取り組むといった配分も一つの方法です。

また、長時間ぶっ通しで作業を続けるよりも、一定時間ごとに短い休憩を挟んだほうが集中力を保ちやすいという考え方もあります。ポモドーロ・テクニックのように、作業時間と休憩時間を区切って進める方法を取り入れてみるのもいいかもしれません。

保護者がサポートするときの考え方

お子さんの宿題を見ていて、どこまで手伝えばいいのか悩む保護者の方もいらっしゃると思います。

全部子ども任せにしてしまうと計画が崩れやすい一方で、親が全部やってしまうと本来の学習目的から外れてしまいます。バランスをどう取るかが難しいところです。

子どものやる気を引き出すような声かけをしながら、スケジュールを整理する部分だけ一緒に手伝う、というくらいの距離感がちょうどいいのではないかと思います。答えをそのまま写すような手伝い方は避けて、あくまで子ども自身が取り組めるようにサポートするのが大切です。

焦っても避けたい進め方

残り日数が少なくなってくると、つい無理をしてしまいがちです。ただ、ここで避けたい進め方がいくつかあります。

まず、徹夜をしてまで一気に終わらせようとするのは避けたほうがいいでしょう。体調を崩してしまっては本末転倒です。

また、時間がないからといって答えを写すだけで済ませてしまうと、宿題本来の学習目的から外れてしまいます。焦る気持ちは分かりますが、無理のない範囲で、できるところから進めていくことを意識してみてください。

まとめ

残り2週間で宿題を終わらせるためには、まず残っている宿題を全部確認すること。そして、かかる時間で分類し、優先順位を決めること。

そのうえで、残り日数から逆算してスケジュールを組み、無理のないペースで進めていくことが大切です。焦りすぎず、一つひとつ着実に片付けていくことを意識してみてください。