免許の更新で時間を取られるのが講習です。これを自宅で受けられるなら助かる、と考える人は多いでしょう。
先に要点を書きます。オンラインで講習を受けられる仕組みはありますが、更新時の視力検査等のため、来場は必要です。この記事では、公的に案内されている内容だけを使って整理します。
まず結論と制度・仕組みの基本
まず、誰が対象になるのかを確認しましょう。
オンライン更新時講習は、マイナ免許証保有者が対象です。
マイナ免許証とは、運転免許の情報をマイナンバーカードに記録したものを指します。この仕組みを利用するには、まずマイナ免許証を持っていることが前提になります。
つまり、免許を更新するすべての人が使える仕組みではありません。従来の免許証のみを持っている場合は対象外です。
「自宅で講習を受けられるらしい」という話を聞いたら、まず自分がこの前提を満たしているかを確認するところから始めましょう。
条件・対象・具体的な使い方
対象となる講習の区分
次に、講習の区分についてです。対象となる講習区分は、優良運転者講習または一般運転者講習です。
免許の更新時に受ける講習には区分があり、過去の状況によってどの講習を受けるかが決まります。オンラインで受けられるのは、このうち優良運転者講習と一般運転者講習にあたる場合です。
- 優良運転者講習
- 一般運転者講習
自分がどの区分になるかは、更新の案内で確認できます。
来場は必要
そして、もっとも誤解しやすい点です。講習後も、更新時の視力検査等のため来場が必要です。
オンライン講習を受けたからといって、免許の更新がすべて自宅で完結するわけではありません。視力検査などのために、結局は出向くことになります。
では意味がないのかというと、そうではありません。講習にかかる時間を自宅で済ませられる分、当日の滞在時間の見通しが変わってきます。「完全に行かなくてよくなる」ではなく「講習部分を先に済ませられる」という理解が正確です。
間違えやすい点と確認方法
まず、違反運転者等は対象外です。前述のとおり、対象は優良運転者講習または一般運転者講習の区分です。すべての人がオンラインで受けられるわけではありません。
次に、受講条件は更新時点の案内を確認してください。制度の運用は更新されることがあります。前回の更新のときの経験や、人から聞いた話がそのまま当てはまるとは限りません。
更新のお知らせが届いたら、そこに記載されている内容を確認するのが確実です。自分の講習区分と、オンライン受講が可能かどうかが分かります。
整理すると、オンライン更新時講習はマイナ免許証保有者が対象であること、対象となる講習区分は優良運転者講習または一般運転者講習であること、そして講習後も更新時の視力検査等のため来場が必要であること。
受講の条件や手順については、警察庁など公的機関が公開している最新の情報や、届いた更新の案内で確認してください。
